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​インフルエンザワクチン接種

インフルエンザについて

インフルエンザワクチンの効果

インフルエンザワクチンの効果は主に感染時の発病や重症化予防にあるとされています。人体の免疫物質には様々なものがありますが、インフルエンザワクチンの接種により増加する物質は、感染後に働いて、発病や重症化を予防するIgGという物質が主であるためです。

 

厚生労働省が行なった入院高齢者対象の研究では、ワクチン接種により死亡が80%回避でき、入院が50~60%回避でき、発病予防は30~40%の効果だったと報告しています。

インフルエンザワクチンはいつ打つべきか

インフルエンザワクチンはインフルエンザの流行時期に合わせて、その時期に免疫がしっかりと定着しているように打つべきです。ワクチン接種から免疫の定着に約2週間かかり、その免疫の持続期間は報告によってやや異なりますが、一般的には5ヶ月程度、少なく見積もっても3ヶ月は持続すると考えられています。

流行時期は毎年少しずつ異なりますが、一般的には12月から2月が流行時期です。東京都が毎年流行の定点調査をしているので、その過去6年間の結果を下図に紹介します。

インンフルエンザ情報.png

これによると流行の開始は例年12月前半で、ピークは12月半ばから2月中までと考えらます。ただし年によっては流行が長引き、2013年や2015年シーズンは3月いっぱい流行しています。

そうすると、11月半ばには打つことが望ましく、10月中に打っても例年なら免疫持続は問題ないと考えられます。

区のインフルエンザ流行情報はこちらからご確認頂くことが可能です。

痛みの少ないインフルエンザワクチンの接種方法

インフルエンザワクチン接種の痛みを減らすために特に小児科領域で様々な方法が研究されていますが、いまのところ見解の統一は得られていないようです。その中でも比較的説得力のある方法の1つは皮膚を十分に伸展して接種するという方法です。これは皮膚がたるんでいると針を刺す時の機械的抵抗が大きくなるため、それをなるべく軽減しようという方法です。

また、教科書的にはワクチン接種時は誤って血管内に注射しないように、シリンジを押し込む前に吸引して血液が出てこないか確認することが推奨されています。

 

しかし、これを行うと皮下組織に圧力がかかり、また接種に時間がかかるため、痛みを増すことになると言われています。一般的な接種部位である二の腕外側には重要で太い血管が走っていないため、海外ではわざわざ吸引する必要はないとしているところもあります。

 

そのため、あえて吸引は行わず、刺した時に血液が出てこないことだけを確認し、接種の時間を短縮する方法も痛みの軽減効果があると考えられています。

最後に、できるだけ細い針を使用するという方法が考えられます。ただし細すぎると接種に時間がかかり痛みの感覚が増すこともあり、当院では26ゲージという比較的細い針を使用しています。

インフルエンザワクチンの副作用

インフルエンザワクチン接種による副作用の多くは、注射部位の疼痛や発熱です。これらは数日以内に自然に消失するものがほとんで心配は要りませんが、それ以上長引いたり、悪化があるようなら医療機関にご相談ください。また稀にアナフィラキシーや気管支喘息などの重篤な副作用が起こることもありますが、頻度としては100万人に数名程度とされています。万が一ワクチン接種により健康被害があった場合は、国からの救済制度を利用することができます。

参考:厚生労働省 予防接種健康被害救済制度

インフルエンザワクチン接種後の注意点

インフルエンザワクチンを接種した部位を揉むべきかどうかという疑問がありますが、インフルエンザ予防接種ガイドラインには、軽く押さえる程度で良いという記載があります。

 

以前は、接種後に揉むことによって打った部位にシコリができるのを防止したり、より良い効果が得られると考えられていたようですが、現在ではその考え方は否定されています。

 

また、接種当日の入浴は1時間経過後であれば差し支えないが、強く擦ることはやめるべきとなっています。

インフルエンザワクチンの接種回数について

成人の接種推奨回数は1回です。小児は免疫定着力が弱いため2回が推奨されていますが、成人では2回打っても更なる免疫力の強化はないと考えれています。

例外として1回目を早く打ちすぎた場合で、流行が長引いた場合には、落ちてきた効果を再度強化する効果が見込めるかも知れませんが、現在のところ推奨するには科学的根拠は乏しいと考えられます。

インフルエンザワクチンに関するまとめ

インフルエンザワクチンの効果のメインは重症化予防となっていますが、発症予防に関しても一定の効果はあります。100%予防できるわけではないため、過度な期待はできませんが、接種しておくことで、一定の予防効果は得られます。

また、副作用についても重篤なものは稀なので安全性が確立されていると言えます。

インフルエンザには流行時期があり、ワクチンの免疫も定着から消失までの期間があるため、適切な時期に接種しましょう。

MIZENクリニックにおけるインフルエンザワクチン接種

MIZENクリニック市ヶ谷でも2019年10月よりインフルエンザワクチン接種を開始いたしました。本数には限りがございますので、ご希望の方はお早めにネット予約ページよりお申し込みください。在庫がなくなり次第終了となります。